こんにちは。社会・国語担当の鈴木智久です。

昨日の記事にも書いたとおり、新年度が始まって1か月すると、生活環境の変化に対応できず、心身の不調を訴える子どもが目立ち始めます。中でも、学習や生活の変化の大きい中学1年生には特に配慮が必要ですね。

 

ここ2年はコロナ禍ということで、現在の中2、中3のみなさんは、逆にこうした心配はなかったのですが。

 

中学1年生は、異なる小学校出身の生徒と一緒になって、これまでの友人関係が変化したり、複雑化したりします。それに加えて、部活動では先輩、後輩という明確な上下関係が生まれます。

 

学習面では、教科ごとに教える教師がかわる教科担任制になり、学ぶ内容も難しくなります。小学校のときのように、何でも担任に相談するというわけにはいきません。

 

このようなストレスを受けて、「学校に行きたくない」と言いはじめ、学校を休みがちになる子が出てきます。「何となく」学校に行きたくないと感じる子が増える時期でもあります。

 

学校にも行きたくないのだから、塾も休みがちになってきます。欠席が、子供たちからの何らかのサインではないか、と我々も日々注意しています。