問題演習をしていると生徒から質問が来ますが
「どうやって解きますか?」
「どういう意味ですか?」という質問をおさえて
一番多いのは
「コレあってますか」
という質問です。

解答と違う書き方をしているが
それが合っているのかという質問です。
いわゆる正解の「許容範囲」の質問です。


この質問に対し
学校の先生ならば
「あっている」「あっていない」
答えは基本的に二択で十分です。
その先生の判断こそが全てだからです。

対して私たち塾の教師は
「学校のセンセイがあっていると判断する」か
「学校のセンセイがあっていないと判断する」か
という答えになります。
ですから
「コレも間違えじゃないけど
 ×がつくことも多いからやめといたほうがいい。」
という答えることも少なくないです。

ちょっとだけ批判にもなっちゃいますが
この「許容範囲」の判断は
圧倒的に経験値が必要になるので
学生のアルバイト教師では難しいんですよね。


この「許容範囲」の知識は
塾教師のかなり大事な財産なんです。



ただ先日

自分の判断ではなく
誰かの判断を伝えなくてはならないことに
ふと悲しくなっちゃったりはしたんですが・・・




稲田でした