こんにちは。
天竜校で社会を担当している鈴木晶子(すずきしょうこ)です。

天竜校に入るようになって7年目。
今天竜校にいる先生の中では,稲田先生の次に天竜歴は長いです。
私の桐光生活のほとんどが,実は天竜校とともにあります。

社会といえば切っても切れないのが「暗記」です。
暗記は集中のし方合格という目標に向けてがんばる習慣といった勉強への姿勢づくりの点で,知識そのものを増やすのと同じくらい重要なことだと思っています。

ただ「テストした瞬間は覚えていたけどもう忘れた」というのもよく聞く言葉です。
暗記するときに範囲表とにらめっこするだけ一回通り書いただけという生徒も多く見ますが,覚えるためにやることは多ければ多いほどいいです。

昨年度以前から桐光にいる2・3年生の生徒にはもうおなじみでしょうが,私の授業の中では「今解説した内容を2分後にプチテストするよ~」という場面が頻繁にあります。
・解説を聞いて流れをつかむ(耳から聞く)
・自分でも読み直す(目で見る)
・テストする(書く)
・直しをする(書く)
・テストの内容について別の問題を解く(書く)
70分の授業の中で,同じ内容を4回・5回と繰り返すのです。

歴史などは前後の流れもあるので問題と単語をセットで覚えるだけでは不十分です。
その分「なぜこうなったのか」の流れをしっかり知ればひとつの単語から芋づる式につながることもあります。

覚えるためにやることは多ければ多いほどいいです。
「先生があの時こんな風に言ってたなあ」
「あの時漢字間違えたんだった」
「この出来事があるからこうなるんだったな」
やった分だけ後々思い出すためのヒントが増えていきます。
何度も繰り返す授業はこの「ひっかかり」をあの手この手で増やすためのものです。

天竜中学校は部活や学校行事に熱心で,全力で取り組む生徒も多いです。
もちろん全力を出す場所は学外での取り組みや趣味の場という人もいるでしょう。
いずれにせよ天竜校の生徒の多くは「がんばり方」を既に知っています。

社会で覚えなければいけない知識は膨大です。
「これさえやれば楽勝!」なんて必勝法は残念ながらそうそうありません。
もう知っている子も多い「がんばり方」を勉強でも引き出す。
努力を点数につなげるための「知識」をつける。

そのサポートを全力でしていきます。

鈴木でした。