こんにちは。社会の鈴木です。

私は今年度,月曜と火曜は磐田の竜洋校に入っています。
毎年天竜中からは磐田の高校への進学者が多く出ていますので,なんとなく身近に感じる地域だと思います。
入試などではライバルになる子も多い場所です。

竜洋校に通っている生徒から,ちょうど先週から始まった学校休校中の新しい取り組みについて聞きました。
ある中学校では,Googleの【Classroom】というシステムを用いて,5時間分の時間割に合わせて授業を配信するようになりました。登校日にもらった宿題を,Classroomを通じて送られてくる動画や指示を見て進めていくようです。完了したら内容についての簡単な確認問題やアンケートに回答することで,生徒が宿題に取り組めているかを確認してコミュニケーションをとっているそうです。
また別の中学校では,学校の先生が撮ったオリジナルの動画をYouTubeで配信して,同じく予習範囲の宿題を進めるサポートをしているということです。

磐田市の20日頃からの通常登校再開にむけて,授業の習慣を取り戻すための準備が進んでいます。

天竜中でも,ホームページ上で宿題が公開されるようになっています。新学年の内容の宿題も増えてきました。
長引く休校に対して各学校の先生方がそれぞれに対策をしてくれていますが,学校によって量や内容にはかなり違いがあります。休校中の取り組みにしろ登校再開時期にしろ,学校や地域ごとの差を完全になくすのはまだしばらく難しいでしょう
このブログの中でも,学習格差という言葉がたびたび出てきます。

不安になって当然の時期です。
ほかの学校の話を聞いて焦りが出てくるのも当然です。
むやみに不安を煽るのではありませんが,その不安から「じゃあこれをしよう・あれをしよう」と動きだしてほしいと思います。
どう動くか悩んだときに「やること」を用意して,桐光で待っています。