「頭がいい」

この言葉を裏返すと
「頭が悪い」子もいることになり
私たちはこの言葉を敬遠しがちです。


しかし
やはりみなさんの肌感覚と同じように
「頭がいいわるい」はあると思います。



いわゆる頭がいい子は

①少ない反復で覚えることができる。
②覚えたことを長く覚えている。
③覚えたことを上手に応用する。

この3点に限ると思います。


でも
①何度反復しても覚えられない。
②何度反復してもすぐ忘れてしまう。
③どんなパターンを演習しても
 まったく応用ができない。
なんて子は基本的にはいません。


頭のいい悪いは単なる比較の問題で
誰よりはいいが誰よりはわるい
といっただけの話です。

そして頭のいい悪いが
成績を決めるわけでもありません。
2度でダメなら3度でも4度でも
繰り返し演習すればいいのです。



その回数を確保するために
①勉強時間
②勉強スピード
③覚える必要のないものはやらない
この三つが大事になります。

①だけに目がいきがちですが
私は集団授業で演習するなかで
②をかなり大事にしており
こまめに本人にも指摘しています。

③についても
テストにでない教科書の全文を覚えるのは
時間の無駄です。
特にテスト期間などは
実際にテストにでる問題だけを
繰り返し演習しています。



「頭のいいわるい」
それはあるかもしれませんが
それ以外の部分で十分まくれます。
逆に「頭がいい」だけでは
すぐに限界はきます。

それが私の言いたいことです。
一緒にがんばっていきましょう。


稲田でした