先週に公立高校の募集定員の発表があり

天竜校のブログでも何度かその話題があがりましたね。

受験生にとってはショックなニュースのひとつでもあったでしょう。


浜商や浜工といった例年人気の高いところも

定員を減らす対象になってしまったのは驚きでした。

「あの2校は地域の企業にOBやOGがたくさんいるから

就職の選択の幅は広い」

私の母と同世代の人たちの中ではそんなイメージもあるみたいです。

しかも、他に対象となった湖南と湖東と比べて

交通の便が悪いということもない。

バスも1時間に何本も通る地域です。

そんな2校が対象になるなんて。

浜松市民としてもなんだかショックを受けてしまいました。


一方で

私立は県全体で30人ほど定員を増やしたそうです。

でも、私立はまだ授業料が無償化されていないのが現実。

来年からは消費税も10%になるし…

通わせるといっても公立と比べたら

金銭面では厳しいところですよね。

国も消費税増税にともなってようやく「無償化に動こう」という動きは出てきていますが

今の受験生の子たちが高校に通っている間に

それが実現するのは難しいかもしれません。


「少子化」だからといって

公立の門をせまくするのは仕方ない。

でも

全ての子たちに平等に教育の機会があってほしい。

そう切に願っています。