以前「リテラシー」
ということを記事にしました。
情報の受け取りかたのことです。

今回
それに関連した話をひとつ。


それは
相関と因果という考えかたです。


「本を読む子は国語ができる」

これは事実です。
「本を読む子」の多くは
「国語ができる」といえます。
これは「相関」がある
といえるのです。

ただし
「本を読むこと」で
「国語ができる」ようになる
「因果」関係があるかは
別の話なんです。


つまり
「国語ができる」子に
「本を読む」子が多いだけなら
本を読んでも
国語ができるようになるとはいえない
ということです。

言ってしまうと
「本を読むこと」を強制しても
「国語ができる」ようにならない
ということです。



私も含め
この相関なのか因果なのか
この考えかたを見失いがちになります。

「〇〇くんは△△してるらしいわよ」
このセリフを言うときに
この考えをちょっと思い出してもらえれば
と思います。



稲田でした